フランスベッド労働組合は2023年10月に第62回の定期大会を行いました。
コロナ禍を乗り越え、新たな1期2年のスタートを「一意奮闘」「戮力協心」の言葉を念頭に活動を進めて参ります。
また、UAゼンセン中期ビジョンである「一人ひとりが人間らしく、心豊かに生きていく持続可能な社会」を礎に、「労働者の労働条件の維持改善」「経済的・社会的・文化的地位の向上」そして「自由・平等・公平・平和の確保された豊かな社会」の実現のために取り組むことも運動の基調として取り組みます。
「一意奮闘」とは、一つの目標や課題に向かって、ひたすらに努力し戦い続けることを指します。日本語の四字熟語であり、個人や集団が困難な状況に立ち向かい、根気強く取り組む姿勢や努力を表現しています。
「一意」とは、一つの目標や方針に集中し、他のことに心を奪われることなく、一つのことに全力を注ぐことを指します。また、「奮闘」とは、困難や苦境に立ち向かい、懸命に努力することを意味します。これらの言葉が組み合わさった「一意奮闘」は、一つの目標に対して執念を持ち、継続的な努力を惜しまずに取り組む様子を表現しています。
「戮力協心」というフレーズは、社会や組織内での共同作業や協力の重要性を表現しています。
「戮力」は、力を集めることや協力することを意味し、「協心」は、心を合わせることや共同の目標に向かって努力することを意味します。つまり、「戮力協心」とは、集合力や協力によって共通の目標に向かって一丸となって努力することを指しています。
このフレーズは、個人の力だけではなく、仲間やチームとの協力や共同作業の重要性を強調しています。それぞれの力や才能を結集し、団結して目標を達成することが求められる場面で使われることがあります。また、組織や社会全体の発展や進歩を促すためには、個人の利益よりも共通の利益や目標を重視する必要があるという教えも含まれています。
この二つの言葉を今期のテーマとして、必要な課題解決の優先順位を明確にして順を追って活動していきたいと思います。
2024年度は、本当の再出発にあたりこの二つのテーマを大事に組合員と共に進めて参ります。
歴史の継承をフランスベッドグループと共に100年・150年を目指して一歩ずつ進んでまいります。 組合員皆様の更なるご理解とご協力の程宜しくお願いいたします。